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卒業生社長就任ニュース

ここでは神戸大学関連の様々なニュース・トピックスをご紹介しています。

過去の卒業生社長就任ニュース一覧  過去の卒業生社長就任ニュース一覧がご覧になれます。
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 卒業生社長就任ニュース: 2011年
池田暁子が週刊誌上で山中伸弥教授を紹介 (2011.12.23)
服部龍二氏に大佛次郎論壇賞決まる (2011.12.20)
シリン・ネザマフィが文学界12月号に新作「耳の上の蝶々」発表 (2011.12.06)
問われる企業統治  砂川伸幸 (2011.11.24)
結婚式誘致で神戸に元気 愛に満ちた街づくり (2011.10.13)
社長就任者(Ⅵ) (2011.09.22)
神様の女房 NHKドラマスペシャル放映予定 (2011.09.22)
老後のよりよい生き方を考えるフォーラム (2011.09.15)
詩人安水念和が「わが心の自叙伝」(神戸新聞)を執筆連載 (2011.09.06)
世界マンガ・アニメネットワーク会議を神戸で開催 (2011.09.02)
短期経済予測ー愛宕伸康氏ー日本経済研究センター主任研究員 (2011.08.26)
社長就任者(Ⅴ) (2011.08.18)
経済ではなくて人を基準にー津久井進 (2011.07.21)
再生エネ大幅導入を・・小西雅子(神戸大学文学部卒) (2011.06.28)
コープこうべ組合長理事に本田英一氏就任 (2011.06.16)
社長就任者(Ⅳ) (2011.06.02)
金井壽宏・神戸大学大学院教授が語るリーダーの条件 (2011.05.23)
文化勲章受章者脇田晴子先生を囲む会 (2011.05.19)
社長就任者(Ⅲ) (2011.05.19)
東日本大震災被害の調査報告・鍬田准教授 (2011.05.12)
日本応援コールの背後にあるもの 石平氏のChaina Watsch (2011.05.09)
住田功一氏(1983年経営卒)著『阪神大震災ノート~語り継ぎたい。命の尊さ』復刊 (2011.04.06)
経営者の工夫引き出せー企業統治の論点 (2011.04.05)
東日本大震災からの経済的復興に向けてーダイヤモンドオンラインMM (2011.03.28)
野村HD、創業以来初の女性CFO誕生 (2011.03.08)
ビジネス界は「体験知」至上主義(ダイヤモンド・オンラインMM) (2011.03.07)
社長就任者(Ⅱ)(2011.2.28) (2011.02.28)
4月1日社長就任予定者(Ⅰ) (2011.02.07)
入江信吾氏(2001年経済学部卒)脚本映画全国ロードショー (2011.01.14)
仙田貞雄さん(1978年工業化学専攻修)恩師を語る (2011.01.07)
池田暁子が週刊誌上で山中伸弥教授を紹介(2011.12.23)

イラストレーターの池田暁子(神戸大学教育学部卒)が発売中の週刊誌「文芸春秋12月29日号」で山中伸弥教授(神戸大学医学部卒)を紹介している。
週刊誌「文芸春秋12月29日号」に池田暁子が自身の連載マンガ「人生モグラたたき」の中で、ノーベル賞に一番近い男!として同窓会の講演を聞いた山中伸弥教授のIPS細胞や教授の研究活動の道に進むエピソードについて紹介している。また、次号では山中伸弥教授から読者の皆さんへの伝言を紹介すると予告している。

池田暁子 (いけだ きょうこ) 1969年生れ 愛媛県大洲市出身
    愛媛県立松山高校卒業
    神戸大学教育学部教育科卒業(1992年)
    筑波大学芸術専門学群中退
    セツ・モードセミナー終了
    デザイナーとして独立(1997年)
   (主な著書)
   ・片づけられない女のためのこんどこそ!片づけ技術(文芸春秋)
   ・貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術(文芸春秋)
   ・必要なものがスグに!取り出せる整理術(メディアファクトリー)
   *週刊文芸春秋誌上のマンガ「人生モグラたたき」は125回連載中


服部龍二氏に大佛次郎論壇賞決まる(2011.12.20)

第11回大佛次郎論壇賞(朝日新聞主催)は、中央大学教授・服部龍二氏(神戸大学大学院法学研究科博士課程単位取得)の「日中国交正常化ーー田中角栄、大平正芳、官僚達の挑戦」(中公新書)に決まった。贈呈式は来年1月27日帝国ホテル(東京内幸町)で開かれる。副賞200万円。

服部龍二  1968年生れ  東京都出身
      1992年京都大学法学部卒
      1997年神戸大学大学院法学研究科博士課程単位習得後退学
      1999年千葉大学社会分科学研究科助手
      1999年「東アジア国際環境の変動と日本外交史」で神戸大学博士(政治学)
      2000年拓殖大学政治経済学部講師
      2002年中央大学総合政策学部助教授
      2002年「東アジア国際環境の変動と日本外交史」で吉田茂賞受賞
      2007年中央大学総合政策学部教授
      2011年「日中国交正常化」で大佛次郎賞受賞

主な著書(単著)
・東アジア国際環境の変動と日本外交史 1918-1931」有斐閣
・幣原喜重郎と20世紀の日本ー外交と民主主義」有斐閣
・日中国交正常化ーー田中角栄、大平正芳、官僚達の挑戦」中公新書


シリン・ネザマフィが文学界12月号に新作「耳の上の蝶々」発表(2011.12.06)

発売中の文学界2011年12月号にシリン・ネザマフィさん(神戸大学大学院修士課程修了ー情報知能学専攻)が小説「耳の上の蝶々」を新作発表された。
イラン・テヘラン出身のシリン・ネザマフィ(Shirin Nezammafi)はペルシャ語が母国語ではあるが、14歳の時に小説をかきはじめ、日本留学後は日本語でも執筆して、2006年に「サラム」で留学生文学賞を受賞した。 その後も執筆活動を続け2009年「白い紙」で第108回文学界新人賞を受賞し、同年の第141回芥川賞候補作となるとともに2010年「拍動」で第143回芥川賞候補になっている。
今回文学界12月号で上記「耳の上の蝶々」が掲載されている。イランから留学している主人公が母国を離れて日本の学生との交わりや日本の文化に接して価値観の揺らぎを感じさせ、読者にいろいろ考えさせるところのある小説でもある。

シリン・ネザマフィ  1979年11月生れ
           1999年来日 (日本語研修)
           2000年神戸大学工学部入学
           2006年神戸大学大学院自然科学研究科修士課程修了
           2006年松下電器産業(現パナソニック)株式会社入社
           2009年 システムエンジニアとしてドバイ支社駐在


問われる企業統治  砂川伸幸(2011.11.24)

神戸大学大学院経営学研究科教授 砂川伸幸氏(いさがわ のぶゆき 1995年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了)が日経新聞朝刊の経済教室欄に「問われる企業統治」を連載執筆する
「売上高が数千億もある企業で何故あんなことが起きるのか」「技術は素晴しくても、経営がそれをダメにする」「社外役員がいるはずなのに、社長にはモノを言えないのだろうか」
オリンパスや大王製紙などの事例に接し、「問われる企業統治」(上)(下)を日経新聞紙上に執筆する。 経営の暴走はファイナンスがらみで生じることが多くその理由として、
①金融の倫理、②事業会社のファイナンスリテラシー(知識や活用能力)の不足、③コーポレートガバナンス(企業統治)の3つをあげている。 
そして、企業経営を規律付ける様々な方策が不可欠であり、組織ぐるみの不祥事は社内では抑制できず、独立役員の導入では人数よりも構成が重要であり、社外役員の質を高める必要があるとしている。また事が起こってから第3者委員会で原因を解明しようとしても事後では遅く、金融の倫理・能力の向上が避けられず、加えてマスコミが「企業の不祥事で株主価値が大きく毀損された」と警鐘を鳴らし続けることで、日本のコーポレートガバナンスは向上する。

砂川伸幸(いさがわ のぶゆき) 1966年兵庫県生れ(津名高校出身)
1989年 神戸大学経営学部卒業
1989年 新日本証券株式会社入社
1995年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了(榊原ゼミ)
1995年 神戸大学経営学部助手
1998年 神戸大学経営学部助教授
2007年 神戸大学大学院経営学研究科教授

現在他に、京都大学経営学管理大学院客員教授、日本証券アナリスト協会試験委員、ファイナス学会理事とう
主要著書:「コーポレート・ファイナンス入門」日経文庫
      「日本企業のコーポレートファイナンス」日本経済新聞出版社(共著)


結婚式誘致で神戸に元気 愛に満ちた街づくり(2011.10.13)

神戸ウエディング会議事務局長・谷口享子さん(神戸大学教育学部卒)が神戸の街への思いを語る
「神戸をウエディングの街に」を合言葉に、ホテルやファッションなどブライダル業界の有志がが05年に「神戸ウエディング会議」を設立し、毎月第一日曜日を「神戸プロポーズの日」に制定するなど次々と新機軸を打ち出してきた仕掛け人、同会議事務局長谷口享子さんが、毎日新聞紙上で街への思いを語っている。
神戸はおしゃれな街なので「ウエディング」の経済効果で阪神大震災で沈んだ街を元気に出来ると考え「ウエディングの街」定着に向けて種々の企画を実施し、その推進役を果してきている。

 谷口享子  1961年生れ
       1984年神戸大学教育学部幼児教育科卒 (長田高校出身)
       1984年公文教育研究会入社
       1986年神戸グリーンエキスポ博覧会コンパニオン
       1987年株式会社飛鳥企画常務取締役
       1994年イベントプロデュースオフィス
            「オフィスマーメイド」設立 代表取締役
       
       神戸ウエディング会議事務局長
       神戸国際コンベンション協会常務理事
       などで活躍中


社長就任者(Ⅵ)(2011.09.22)

富士ソフト株式会社(東証1部)社長に坂下智保(神戸大学経営学部卒)50歳 10月1日付
坂下智保 1961年 大阪府生れ
     1985年 神戸大学経営学部卒  四条畷高校出身
     1985年 野村コンピュータシステム(現野村総合研究所)
     2004年 富士ソフト株式会社入社
     2005年  同 社 取締役
     2007年   〃  常務取締役
     2011年   〃  代表取締役専務取締役


神様の女房 NHKドラマスペシャル放映予定(2011.09.22)

経営の神様として知られる松下幸之助の妻「松下むめの」の生涯を描いた「神様の女房」(著者高橋誠之助 神戸大学経営学部卒)がドラマ化されて放映される予定。

29歳から松下幸之助・むめの夫妻の執事を勤めた高橋誠之助著「神様の女房 もうひとりの創業者松下むめの物語」がNHKの土曜ドラマスペシャルとして、10月1日・8日・15日の全3回シリーズで放映されることになっています。ジェームス三木の脚本脚本で、常盤貴子・筒井道隆・松本利夫(EXILE)などが出演している。
幸之助・むめの夫妻の最後(臨終)まで仕えた著者が、「幸之助は私の夢」と幸之助の描いた壮大なスケールの夢を二人三脚で追いかけた姿をドラマ化している。

高橋誠之助 1940年 京都府生れ
      1963年 神戸大学経営学部卒(稲葉ゼミ) 栃木県石橋高校
      1963年 松下電器産業株式会社(現パナソニック)入社
      1969年  〃 本社勤務の内示を受け松下幸之助から直接松下家執事の
            命を受ける
            以来20年以上にわたり松下家に関する一切の仕事を担う。
      1995年 財団法人松下社会科学振興財団支配人
      2005年 定年退職


老後のよりよい生き方を考えるフォーラム(2011.09.15)

来る11月19日に開催される「老後のよりよい生き方を考えるフォーラム」で、神戸大学の野尻武敏名誉教授が講演する。
11月19日に兵庫県立男女共同参画センター(神戸市中央区)で開催される老後のよりよい生き方を考える「終活」について考えるフォーラムで、神戸大学の野尻武敏名誉教授が「人生をこころ豊かに生きぬくために」と題して講演する。
先着順で60名。11月11日まで申込受付。
問合せは、兵庫県立男女共同参画センター TEL:078-360-8550

野尻武敏 1924年 大分生れ
     1949年 神戸経済大学(現神戸大学)卒  建国大学出身
     神戸大学名誉教授 (専門:経済政策論・比較経済体制論・国際問題など)
    (財)ひょうご震災記念21世紀研究機構顧問
     コープこうべ協働学苑長
     オーストリア学芸功労第一級十字賞     
     勲三等旭日中綬賞 受賞


詩人安水念和が「わが心の自叙伝」(神戸新聞)を執筆連載(2011.09.06)

詩人の安水念和(1954年神戸大学文学部卒)が神戸新聞に「わが心の自叙伝」を9月4日から執筆し、毎日曜日掲載で約半年間連載される予定。
安永念和1931年神戸市生れは、小学校・中学校・高校・大学と神戸で育ち職場も神戸で生粋の神戸人で、大学在学中から詩誌に関わり、のちに詩誌「暦程」・「たうろす」の同人となる。現代詩人会所属の詩人。2005年まで神戸松蔭女子学院大学教授。

安水念和(やすみず としかず 1931年9月15日生れ) 
1954年 神戸大学文学部英米学科卒
1955年 存在のための歌 を出稿後多くの詩集を出版
1963年 合唱組曲「京都」(多田武彦作曲)で芸術祭奨励賞
1989年 詩集「記憶めぐり」で第14回地球賞
1996年 神戸これから 激震地の詩人の一年を出版
1997年「秋山抄」で第6回丸山豊記念現代詩賞
1999年「生きているということ」で第40回晩翠賞
2001年 詩集「椿崎や見なんとて」で第16回詩歌文学館賞
2005年 詩集「蟹場まで」に至る菅江真澄に関する営為で第43回藤村記念暦程賞


世界マンガ・アニメネットワーク会議を神戸で開催(2011.09.02)

日本サブカルチャー研究会が来年5・6月、神戸市と京都市で初の国際学会「世界マンガ・アニメネットワーク会議」が油井清光教授(1987年神戸大学文学部院修)が中心となって開催する。
油井教授らは9月はじめに北京外国語大学と共同で、「現代日本サブカルチャーをめぐる現代中国との対話」を中国で開催するとともに、アニメが社会に与える影響について、各国を大規模に調査し、欧米の研究者とも協力して、来年の学会で研究成果を発表する。
日本サブカルチャー研究会はその目的として、欧米における研究組織との国際共同研究を基盤とし、世界で進行中の日本のマンガ・アニメの研究の動向・情報を系統的に整理すること、さらに学問的深化をはかること、またその成果を世界に発信することとしている。このプロジェクトは2010年に日本学術振興会を通して文部科学省によって採択され、同年10月からスタートしている。 タイトルは「国際共同研究に基づく日本研究推進事業ー日本サブカルチャー研究の世界的展開ー学術的深化と戦略的な成果発信」となっている。
この目的を達成するために、
1.海外研究組織との調査データの共有
2.日本での大規模な(グローバル・レベルの)国際会議に開催
3.特にアジアでの独自調査の実施
の具体的事業を行うこととしている。

日本サブカルチャー研究の世界的展開ー学術的深化と戦略的発信
http://www.jsps.go.jp/j-ic/data/saitaku/h22/kobe01.pdf#search

日本サブカルチャー研究会のメンバー
油 井  清 光    神戸大学大学院人文学研究科 教授
ジャクリーヌ・ベルント 京都精華大学大学院漫画研究科 教授
前 川  修      神戸大学大学院人文学研究科 准教授
 原   一 樹    神戸夙川学院大学観光文化学部 准教授
共同研究者
ジャン=マリー・ブイッスー パリ政治学院国際研究部 部長
ジェフリー・アレクサンダー イェール大学社会学部 教授
 王   向 華    香港大学現代言語文化学部 学部長

*油井 清光  1953年生れ
        1977年早稲田大学文学部卒
        1982年神戸大学文学研究科修士課程修了
        1986年神戸大学文学研究科博士課程単位習得、退学
        1987年神戸大学文化学研究科助手
        2000年神戸大学文学部教授


短期経済予測ー愛宕伸康氏ー日本経済研究センター主任研究員(2011.08.26)

「足許回復、先行きに警戒感」短期経済予測を愛宕伸康氏(1991年神戸大学経済・院修)が日経新聞経済教室に掲載
東日本大震災が発生して5ヶ月余り。サプライチェーンが予想以上の速さで復旧したこともあり、生産復旧や生活防衛特需で7~9月は急回復する可能性が高い。
1980年代後半のバブル崩壊に伴う金融システムの機能不全、少子高齢化、90年代後半の金融システム危機といった複数の「負の生産ショック」に見舞われ、潜在成長率が足元ではゼロ%台半ばまで低下してしまった。こうした国力の低下は、期待成長率の下振れや将来不安の高まりを招き、企業や家計の国内への支出を抑制し続けている。今回、その「負の生産ショック」に震災と原発事故が新たに加わった。
外需に依存せざるを得ないわが国経済にとっては、海外景気が頼みの綱である。米国の景気感指数が市場の予想を下回ったことをきっかけに、先行きに対する悲観的な見方が急速に広がり、慎重にみていた米国経済の見通しを、更に下方修正する。 ドイツが下支え役となって景気を維持してきたユーロ圏経済も、ギリシャなどユーロ周縁国の負債問題や、主要な輸出相手国である米国や中国の景気減速などから、このところ景況感の下振れがめだっている。 中国もインフレ率が高止まりする中で、金融引き締めスタンスを継続せざるを得ないため、来年にかけて一段と減速する可能性が高い。 
日本経済は今年後半以降、供給制約から解放され復興需要が成長を押し上げる局面、その押し上げられた成長率が徐々に日本経済の実力に見合った巡航速度に落着いていく局面に移行する。
懸念されるのは、「構造改革が先送りされるリスク」で、電力会社の危機管理、米欧そして日本の財政健全化、企業の外部環境に対応した事業改革など、構造改革の先送りが許されない。
世界に誇る技術力を背景に円高が進んできたにもかかわらず、資本財の交易条件はむしろ改善している。  海外への投資やM&A(合併・買収)を積極化して、自らのピンチをチャンスに変えていく発想が重要ではないか。

*愛宕伸康氏 (専門:景気分析、金融政策論、物価指数論)
       1991年 神戸大学経済研究科博士課程前期修了(足立英ゼミ) 山口大出身
       1991年 日本銀行入行
       2001年 調査統計局副調査役 
       2003年 調査統計局調査役
       2006年 政策委員会室企画役(審査委員スタッフ)
       2010年 調査統計局物価統計課長
       2011年 日本経済研究センター研究本部主任研究員(短期経済予測主査)


社長就任者(Ⅴ)(2011.08.18)

アクセルマーク株式会社(東証マザーズ)社長に尾下順治(神戸大学工学部卒)就任予定 
尾下順治 1998年(平成10年)神戸大学工学部情報知能工学科(高森研究室)卒
                 奈良県出身 36歳
     1998年(平成10年)第二電電(現KDDI)入社
     2000年(平成12年)株式会社ネットジーン創業(同期生と共同)
     2003年(平成15年)同社退社(ヤフー株式会社傘下に入るのを機に)
     2005年(平成17年)独立系ベンチャーキャピタルICP入社
                 エフルート株式会社の事業支援担当
     2006年(平成18年)エフルート株式会社に転籍 取締役就任
     2008年(平成20年)同社 代用取締役就任
     2011年(平成23年)アクセルマーク株式会社と合併契約締結(6/16)
     2011年(平成23年)アクセルマーク株式会社社長就任(10/1予定)


経済ではなくて人を基準にー津久井進(2011.07.21)

災害復興法に求められる視点葉、憲法に書かれている
宝塚市で行われた復興検証講座で、日弁連災害復興支援委員会副委員長の津久井進(平成5年法卒 岸田ゼミ 長田高校出身)が災害復興法に求められる視点について講演。

1945年夏何もない荒れ果てた土地が日本全土に広がっていた。そこから立ち上がろうと、この国のあるべき姿を示した基本法が憲法であり、居住する自由、生活する権利、職業を確保する権利など、被災地に必要なメニューがそろっている。中でも13条で、人間は生命を大切にしなければならない、幸福を追求する権利が何よりも大事だとある。 被災地に必要なのは幸福を取り戻す権利で、災害復興に必要なのは憲法だ。
災害救助法も大切で、戦後すぐに起きた自然災害を契機に制定されており、この法律を根拠に仮設住宅・避難所・金銭貸与・遺体捜索など被災者をさまざまな面で助けられるが、今回充分に活用されていない。地方自治体は救助費の1割負担を求められるために二の足を踏むからだ。被害規模が一定以上の場合は国が全額負担するよう条文を変えるべきだ。今回の復興基本法は人権感覚に欠けていると思う。震災復興で国全体の再生を図りたいようだが、その前に「人間の復興」が大切であり、豊かな経済を指標にせず、一人ひとりの人間に基準を置いて復興を目指すべきだ。

津久井 進 1969年生まれ
      1988年長田高校卒業
      1992年司法試験合格
      1993年神戸大学法学部卒業
      1995年神戸弁護士会(現兵庫県弁護士会)入会
       1999年芦屋法律事務所に入所
      2002年弁護士法人芦屋西宮法律事務所設立
      現阪神・淡路まちづくり支援機構事務局長


再生エネ大幅導入を・・小西雅子(神戸大学文学部卒)(2011.06.28)

「再生エネ大幅導入をー再生可能エネルギーへ100%シフト」
世界自然保護基金(WWF)ジャパン気候変動プロジェクトリーダーの小西雅子氏(1981年神戸大学文学部卒)が毎日新聞論壇欄で以下のように紹介されている
東日本大震災に続く福島原発事故は、日本のエネルギー政策の根本をゆるがした。もはや原発の新設は考えられず新たな体制に移行する時が来た。「再生可能エネルギー100%へのシフト」である。WWFは野心的な「再生可能エネルギーで100%賄える」報告書を2月に発表している。これは既存技術とその延長線にある現実的なシナリオだ。原発と化石燃料への依存を徐々に減らしていけば、50年に必要量の95%を再生可能エネルギーで賄うことが可能だ。残りの5%分は今後の技術革新で達成できる。
このシナリオを費用面から分析すれと、投資を大幅に増やさなければならないが、節約できる燃料費を考慮した正味コストは、世界の国内生産(GDP)の合計の内2%を超えることはない。WWFジャパンではこれを日本で実現するためのシナリオを作成中だ。 節電と省エネはもっとも低コストなエネルギー対策と温暖化対策で誰もが参加できる。 原発は40年間の運転を過ぎれば順次廃止する。再生可能エネルギーによる電力を固定価格で買取る制度を強化するなどを実施し、急速な普及が実現すれば、目標は達成できるはずだ。 外国には先例がある。 スペインでは供給電力の年平均10%を
風力発電が占めるが、送電系統を制御する運用会社が、再生可能エネルギーを優先接続することも目的に全国の発電量を管理、調整する制御センターを持ち、大きなトラブルもなく運用している。 力図よく復興しながら「20年に温室効果ガスを90年比で25%削減する」温暖化対策の国際公約を堅持し、原発に頼らないエネルギー計画を世界に向って八表する日本でありたいと願っている。
*小西雅子 世界自然保護基金(WWF)ジャパン気候変動オフィサー
      日本気象予報士会副会長
      1958年神戸市生まれ、  鳴尾高校出身
      1981年神戸大学文学部卒
      1981年中部日本放送(CBC)アナウンサーとして入社
      1997年気象予報士資格取得
      2001年国際気象フェスティバル キャスターコンベンション部門
           アジア賞受賞
      2002年国際気象フェスティバル キャスターコンベンション部門
           グランプリ受賞
      2005年ハーバード大学大学院環境公共政策学修士課程修了
      2006年京都議定書第2階回会議(ケニア ナイロビ)出席
      2007年温暖化防止パリ会議出席
 著書に「地球温暖化の最前線」岩波ジュニア新書


コープこうべ組合長理事に本田英一氏就任(2011.06.16)

6月14日開催のコープこうべ理事会で本田英一氏が組合長理事の就任が決定した。
本田英一 1950年12月生 神戸大学法学部卒 熊本高校出身
主な経歴
1973年 神戸大学法学部卒
1974年 灘神戸生活協同組合(現コープこうべ)入所
1997年 経営企画室長
2001年 常務理事
2007年 専務理事


社長就任者(Ⅳ)(2011.06.02)

平成23年度の社長に就任する同窓生(第4報)
出光タンカー株式会社 後藤勝美(58歳)
1976年 神戸大学経済学部卒(水野ゼミ) 大阪大手前高校卒
1976年 出光興産株式会社入社
2008年 出光タンカー株式会社常務就任
(2011年6月30日社長就任)


金井壽宏・神戸大学大学院教授が語るリーダーの条件(2011.05.23)

金井壽宏・神戸大学大学院教授(1980年神戸大学経営学部経営学研究科博士課程前期修了)が語るリーダーの条件(日経biz)
●災で動揺した人々から「回復力」を引き出す
今回に登場するのは、日本のリーダーシップ研究の第一人者である
金井壽宏・神戸大学大学院経営学研究科教授。
震災でさまざまなショックを受けて動揺している人々から、復興に向けて立ち直る「回復力」を引き出すリーダーの条件について考察する。(取材構成は、中野目純一=日経ビジネスオンライン記者)
今回の大震災で人々に動揺が広がっている。
余震が続き、東京電力の福島第1原子力発電所で起きた事故も収束のメドが立っていない。人々は不安の中で生活を送り、落ち着いて仕事に取り組むことができない。
地震に襲われた東日本の人々だけではない。彼らの抱く不安は、メディアの報道などを通じて西日本の人たちにも伝播している。不安の根底にあるのは、現在や将来に確たる見方や見通しが持てないという不確実性だ。
だが、ここで再認識しなければならないのは、我々の社会はもともと不確実性に満ちているということ。そして原発に限らず、人が作り出した人工物には大きな危険が伴っている場合があるということだ。
震災が起きる前に人々が過度な不安を抱くことなく生活していたのは、「日本の社会は安全だ」という見方を多くの人が共有していたから。
本当に社会が安全だったわけではない。
●現代社会に必要なのは「正解」ではなく「納得解」
世の中の現象は科学で説明がつき、予測可能である。問題があっても必ず正解があるという信念を持ってやってきた。それはけなげなことではあるけれども、人類がこうした確信を抱くことができたのは、実は近代だけにすぎない。
ポストモダンの現代においては、科学によって解明できないことがたくさんあると改めて気づかされたはずである。
そんな澱が現代社会に堆積し続けてきたので、この世の中は、ドイツの社会学者であるウルリヒ・ベック博士(独ミュンヘン大学と英ロンドン大学の教授を兼任)が同名の著書で指摘した「危険社会」だという認識がある。
こうした主張をやや悲観的にすぎると感じた人も当時は多かったことだろう。
いずれにしても、不確実なのだから、正解などない。あらゆる問題に、合理的に対処すれば、唯一最善の正解がすぐに見つかるという時代は終わった。
そこで追求すべきは、正解ではなく、多くの人々が危機に直面していても納得して共有できる「納得解」である。
この言葉は、東京都初の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務めた
藤原和博氏が提唱した言葉だ。
周りの意見を聞きながら、納得解を見いだす。現代のリーダーは、そうした人でなければならない。藤原氏のこうした考えに対して、「心から同感する」と私もご本人に申し上げた。特に有事には、不安や動揺に駆られた人々に向けて、回復のシナリオや展望とともに「大変だけど大丈夫」というメッセージを出すことが重要だ。
組織が弛緩しないように、「大丈夫なようだけど実は大変だ」
と緊張感を持たせることが求められる平時とは逆になる。
2001年に米同時多発テロが起きた直後、当時ニューヨーク市長だったルドルフ・ジュリアーニ氏は市民に向かってこう訴えた。
「救援・復興活動が第一優先だが、それに携わらない残りの人々は、今まで通り、いや、今まで以上に楽しんで仕事をし、遊んでほしい。
楽しむ、遊ぶ、とは、出社前にはコーヒーを飲み、今まで以上に勤勉に働き、仕事が終わったら食事や酒を楽しむということだ。また、買いたい物を我慢している人は、今こそそれを買う時だ」「こうした経済活動や商業活動を維持することこそが、卑劣なテロに対する最大の対抗手段である。
安易な自粛モードは、ニューヨークの活性化を妨げ、経済の低下を招き、結果、復興支援にお金が回らなくなるなどテロの2次被害を招く」「だからこそもう1度言いたい。
みなさんには、今まで以上に楽しんで仕事をし、遊んでほしい」
もちろん、テロと自然災害、テロと原発事故とでは、もたらされる困難の性質は異なる。しかし、ネガティブを踏まえたポジティブな発想が求められるという点では共通している。
日本の経営者では、例えばホンダの創業者である本田宗一郎氏は、会社を設立した時から、「日本一ではなく世界一になる」と朝礼のたびにミカン箱の上に乗って叫んでいたという。実現しなかったら、ただの大ほら吹きだが、給料の遅配が生じるような苦境にあっても大きな夢と期待を語り続けた。さらに1954年には、本田氏は志を共にする藤沢武夫氏(当時は専務、後に副社長)と2人で、英国のマン島で開催されていたオートバイの国際レースに優勝すると宣言した。ここでも希望と期待を語り続けた。
そして、その基盤に成功へのシナリオを描いていたと思われる。本田氏の陣頭指揮の下、ホンダの社員たちは欧州メーカーに勝てるオートバイの開発に心血を注ぐ。
そして59年に初陣を飾り、3年後の61年には、同レースの125ccと250ccの1位から5位までを独占するという偉業を成し遂げ、世界最大手に向けて大きな一歩を踏み出した。
ジュリアーニ氏のスピーチや本田氏の宣言のようなポジティブなメッセージが空虚に響くことなく受け入れられるには、メッセージ自体が「納得解」である必要がある。
「それならやってみよう」と自ら動いてみたくなるようなビジョンやシナリオを示すことが、みんなが困難に直面して途方に暮れているような時には一層大事になってくるのだ。
●「バルコニー」と「ダンスフロア」を行き来するリーダーシップ
そうした納得解を導き出すことができる現代のリーダーシップのあり方について、米ハーバード大学行政大学院のロナルド・ハイフェッツ教授が示唆に富む考察をしている。
彼は、行政と政治の世界のリーダーシップ論でおそらく最も注目すべき研究者である。
ハイフェッツ教授はまず、この世界でリーダーシップを発揮するには、文字通り、命を懸けることになると強調する。そして、リーダーに求められることを、舞踏会に例えて次のように説明する。
「リーダーは大きな絵(ビッグピクチャー)を描かなければならない。それには踊り場(ダンスフロア)を離れて、バルコニーに立つ必要がある。そこでないと見えない景色があるからだ」「バルコニーを特等席として考えるのではなく、そこならみんなが見えるし、逆にみんなから見られる場でもあると自覚しなければならない」「一方で、現場で何が本当に起こっているのかを感知するには、また、ダンスフロアに自分の足で立たないといけない。実際に人々が生活している場の感覚を見失っては、采配を誤ってしまうからだ」ところが、今の日本の政治リーダーは、そして経済界のリーダーも、バルコニーに立てず、ダンスフロアにも立てていないのではないか。
今回の東日本大震災が発生して、その直後に被災地の現場を訪れた人がどれだけいただろうか。バルコニーは目立つので、米公民権運動の指導者だったマーティン・ルーサー・キング牧師のように暗殺されることもある。バルコニーに立つということはそうした危険を伴うが、それでもダンスフロアを一望できる場に立たなければならない時がある。このように命を懸ける覚悟を持ってリーダーシップを発揮している人は多くはいないだろう。
「大変だけど大丈夫」というメッセージを受け入れてもらうには、リーダー自身が
「この人が言うのなら」と周りに納得してもらえる人でなければならない。
その条件は何か。ポジティブ心理学で言うところのリジリエンス(回復力)やリデンプション(超回復力)を備えていることだ。
ポジティブ心理学は、米ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン教授が米心理学会の会長に就任した時に提唱したもの。従来の心理学が悲観主義や無力感、鬱、神経症、不安、攻撃性、人の弱みなど、ネガティブなことばかりを扱いすぎていたことから、「そろそろ楽観主義、幸福、希望、感謝、人の強みを扱っていこう」とセリグマン教授は呼びかけた。
経営学の分野でも、米ミシガン大学と米ネブラスカ大学がこの動きに応じて、それぞれポジティブ組織論、ポジティブ組織行動論を立ち上げた。
私も2009年、「人勢塾」という講座をNPO法人(特定非営利活動法人)の現代経営学研究所に開設した。この研究所は、産学連携による経営教育研究の促進を目的として神戸大学大学院経営学研究科が設立したものだ。
人勢塾では、ポジティブ心理学の知見を応用して、企業で働くマネジャーたちとその下で働いている人々を元気で前向きにする人事部のあり方を追究している。
このポジティブ心理学で最も注目している概念が、リジリエンスとリデンプションである。回復力や超回復力という日本語訳からは、大震災の後に我々が直面している現実の重苦しさを考えると、軽い言葉に受け止められるかもしれない。
だが、リジリエンスという英語の本来の意味は、逆境に直面してたわんでも、折れることなく、しなやかに元気を取り戻す力。
リデンプションは、リジリエンスよりもちょっと上の概念で、「修羅場」と呼ぶべき試練が訪れ、大変な目に遭ったけれども、それを乗り越えた暁には、以前のピークをはるかに上回るレベルに到達していることを意味する。
このリジリエンスやリデンプションは、リーダーシップが複数のリーダーたちの間で共有され、連鎖が生まれた時、一段と力を発揮する。自らも大震災の被災者でありながら、周囲を励ます人。
震災直後に大阪からトラックで被災地に向かい、その後も往復20時間の長時間運転にもかかわらず、大阪と被災地を何度も行き来して、被災者の避難所に救援物資を届けている人。そして、危険を顧みずバルコニーに立つ人。こうしたリーダー同士がつながれば、より大きな力が生まれる。
●修羅場を乗り越えて回復力を身につけたリーダーたち
日本企業の名だたる経営者は、修羅場を経験してリジリエンスやリデンプションを身につけた人が多い。
例えば、ヤマト運輸(現ヤマトホールディングス)元会長の小倉昌男氏。同氏は入社半年後に結核を患い、4年間の入院生活を余儀なくされる。回復して退院すると、静岡県の子会社の再建を指揮した。このように相次ぐ試練を乗り越えてきたからだろう。
同氏が運輸省(現国土交通省)や郵政省(現日本郵政グループ)と激しく対立してでも進めた宅配便事業に社員たちも力を尽くした。
先に挙げた本田宗一郎氏も同様だ。社長を務めた東海精機重工業(現東海精機)の浜松工場が1945年の三河地震で倒壊し、同氏は所有株をすべて豊田自動織機に売却して退社した。1年間の休養生活を送った後、本田技術研究所を設立して所長に就任。さらに48年に本田技研工業を設立して社長に就いた。
こうした試練を経てきた本田氏が、マン島のレースで優勝すると宣言するだけでなく、
自身が先頭に立って寝食を忘れるほどレース用のオートバイの開発に没頭した。
だから、周囲の社員たちも、「この人と一緒に頑張ろう」と思ったのだろう。
東日本の被災地には、阪神・淡路大震災で被災した多くの人たちがボランティアとして乗り込んでいる。
実際に震災を乗り越えた人たちが語る「大丈夫」という言葉は、説得力があるだろう。
「この人は同様の困難を乗り越えてきたのだ」と思わせる経験をしていることが重要なのだ。日本は、幕末の動乱や日露戦争、関東大震災、太平洋戦争の敗戦といった国難を乗り越えてきた。ほかの国の人々とは異なり、日本人には助け合いをベースにした集団としてのリジリエンスやリデンプションがもともと潜在的に備わっているのだと思う。
それを引き出すには、自らがリジリエンスやリデンプションを持つリーダーでなければならない。
企業、特に企業のトップは、「これは」と思う人に修羅場を意図的に経験させ、リジリエンスやリデンプションを身につける機会を提供するようにすべきだ。
ヤマト運輸元会長の小倉氏は、現在はヤマトホールディングス会長の瀬戸薫氏にクール宅急便の立ち上げを任せるといった試練を与えて、将来の社長候補として鍛えた。こうした取り組みが求められる。
■金井 壽宏(かない・としひろ)
神戸大学大学院経営学研究科教授。専門は経営管理と経営行動科学。
日本の経営学におけるリーダーシップやキャリア、モチベーション研究をリードする。
1954年生まれ。
78年京都大学教育学部卒業。
80年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。
89年米マサチューセッツ工科大学(MIT)でPh.D.(マネジメント)、
92年神戸大学で博士(経営学)取得。
94年神戸大学経営学部教授。
99年から現職。
『変革型ミドルの探求』(白桃書房)、
『リーダーシップ入門』(日経文庫)、
『「人勢塾」ポジティブ心理学が人と組織を鍛える』(小学館)など著書多数。


文化勲章受章者脇田晴子先生を囲む会(2011.05.19)

神戸大学卒業生で初めて昨年秋文化勲章を受賞した脇田晴子さん(1956年文学部卒、現石川県立歴史博物館館長)を大学にお迎えして「脇田晴子先生を囲む会」を催しました。 脇田晴子さんには今年の入学式でも講話をしていただいています。 脇田晴子さんの近著では夫君の脇田修氏(大阪大学名誉教授、大阪歴史博物館館長)との共著「物語 京都の歴史ー花の都の二千年」(中公新書)のほか多数の著書があります。
第1部の「学生との交流会」は文学部主催で、瀧川記念学術交流会館2階に学生・教員・同窓会の方々が多数集まりました。学部長による脇田先生のご経歴の紹介の後、脇田先生には学生との対談形式で、大学入学から現在までの道のりを自由に語っていただきました。学生からの質問も活発に出ましたが、日本中世史を勉強することになった経緯や、女子学生が少ない時代にあっても性差を感じず自由に学問ができた様子、オックスフォード大学滞在の経緯や子育てとの両立などユーモアを交えて語っていただきました。世代は離れているものの、脇田先生のご努力・前向きな姿勢と明るさ・物事を一貫してやり抜く意志の強さに学生も大きな感銘を受けました。
第2部は同窓会主催で、同会館1階に場所を移し日本史の卒業生を中心に同窓生が集まり、それに学生・教員が加わり立食形式のパーティーが行われました。


社長就任者(Ⅲ)(2011.05.19)

平成23年度の社長に就任する同窓生(第3報)が以下のとおり発表されている。
川崎近海汽船 石井繁礼(61歳)
1972年神戸大学経営学部卒(石井ゼミ) 大阪三国ヶ丘高校卒
1972年川崎汽船株式会社入社
1902年  〃     取締役就任
2005年  〃     常務執行役員就任
2009年川崎近海汽船株式会社常務取締役就任
2010年  〃       専務取締役就任
     須崎汽船株式会社代表取締役就任
     新洋興産株式会社   〃
     株式会社五洋海運紹介 〃
(2011年6月29日社長就任)

日本橋梁株式会社 坂下清信(52歳) 
1982年神戸大学工学部卒(土木科) 大阪高津高校卒(高・大ともラグビー部)
1982年日本橋梁株式会社入社
2003年  〃     管理本部社長室長
2006年  〃     取締役管理本部長就任
2009年  〃     取締役常務執行役員就任
(2011年6月28日社長就任)


東日本大震災被害の調査報告・鍬田准教授(2011.05.12)

神戸大学大学院市民工学研究科市民専攻の鍬田泰子准教授(1999年神戸大学工学部建設学科卒、2004年博士課程後記修了、ミラノ工科大学留学)が東日本大震災の被害状況(特に水道関連)を現地調査の上各関係機関を通して報告している。その主たるものは、
・3月15日:仙台市において、水道施設、ライフライン系・交通系の被害、上下水道・ガス系の被害について実情を報告する。
・4月7日:土木学会東日本大地震被害調査団緊急地震報告会(於東大駒場コンベンションホール)において水道施設の被害の調査報告を行う。
・4月26日:KTV【関西のニュース】で水道の復旧が遅れていることを指摘し、災害時のために小さなダムや地下水など別の水系を確保すべきと訴える。
・5月10日:日経朝刊「被害地の明日を支える」欄で仙台など宮城県17市町に供給する広域水道の大口径送水管の継ぎ手が外れたことが響き、阪神に較べ復旧のピッチが遅いと指摘する。


日本応援コールの背後にあるもの 石平氏のChaina Watsch(2011.05.09)

「日本応援コール」の背後にあるもの…醜さを自問する中国社会と題して サンケイbizに石平氏(1995年神戸大学文学部博士課程修了)のChina Watchが掲載される
未曽有の大震災がわが国を襲って以来、隣の中国ではかつて見たことのない「日本応援コール」が巻き起こっている。
震災直後、ネットとマスメディアで上がってきたのはまず、日本人に対する称賛の声だ。災難に際しての日本国民の冷静沈着さと秩序感覚、非常事態の中でも他人様(ひとさま)に迷惑をかけない心構え、さらには「震災後の品不足の中でも便乗値上げが見られない」という「不思議な」現象など、日本では「当たり前」とされる事柄のすべてが、多くの中国人に多大な衝撃を与えて、彼らを大いに感心させたようである。
そのことの持つ意味は非常に大きい。
日本国民が自らの行いをもって、江沢民政権以来の反日教育が中国国民に植え付けた「悪魔的な日本人像」の一角を崩したことになるのと同時に、中国人自身の意識変革の発端ともなりうるからだ。
というのも、震災に際しての日本人の諸々の美徳に対する称賛の背後にあるのは、まさに中国社会の「美徳の喪失」への深刻な反省なのである。
そう、多くの中国人は、まさに日本国民の行いを鏡にして、「道徳崩壊寸前」といわれる中国社会自身の醜さを照らしてみて、「われわれは一体どうなっているのか」と自問しているのである。震災の最中、日本国民に声援のコールを送ったり実際の支援を呼びかけたりする動きが中国で見られたことも特筆すべきであろう。
中国の百人の学者が人民日報傘下の環球時報で「日本に温かい支援の手を差し伸べよう」と題する声明を発表したことや、中国映画「唐山大地震」の馮小剛監督が50万元(約620万円)を被災地に寄付したことはその最たる例である。
台湾で馬英九総統夫妻も登場して邦貨にして約21億円もの義援金を集めたチャリティーイベントが開催されたことと比べれば、中国国内の震災支援の動きはまだまだ小規模なものにとどまっているが、このような動きが出ていること自体、実に喜ばしい。
私自身も、かつての祖国から「日本支援」の声が聞こえてきたことを大変うれしく思っている。そしてそれは、近年の市場経済の発達とともに「市民社会」が広がっている中で、人間尊重や人道主義などの「普遍的価値」に、中国の人々が徐々に目覚め始めたことの表れでもあろう。
その一方、「日本支援」を主張する一部の有識者や
マスメディアの論調の中には、たとえば次のようなものもある。
曰(いわ)く、「わが中国は文明度の高い大国であるから、懐の深さと包容力の大きさを持っている。したがってわれわれは、日本民族の犯した罪を傍らにおいても、今の日本人民に救いの手を差し伸べるべきだ」と。
このような論調は明らかに、「歴史」の視点から日本への一方的な断罪を求めながら、
「日本人に懐の深さを見せてやろう」というものだが、その背後にあるのはやはり、中国人自身の「屈折した被害者意識」と、近隣国を上から見下ろすような相変わらずの「中華思想」であろう。
われわれ日本国民としては、中国人からの応援コールを感謝の気持ちをもって素直に受け入れるのと同時に、いわば「高いところからの日本支援論」には心を惑わされる必要はない。好意には感謝すべきだが、「懐の深さ」云々(うんぬん)はご免被りたいのだ。そして26日、日本が震災で苦しんでいる最中、東シナ海の海域で中国ヘリが海自護衛艦に近接飛行した事件も起きた。「火事場の泥棒」と称すべきこの挑発行為からも、「大国」としての中国の本性はよく分かるのではないか。
■【プロフィル】石平 せき・へい 
1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。
88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。
民間研究機関を経て、評論活動に入る。
『謀略家たちの中国』など著書多数。
平成19年、日本国籍を取得。


住田功一氏(1983年経営卒)著『阪神大震災ノート~語り継ぎたい。命の尊さ』復刊(2011.04.06)

1983年経営卒の住田功一氏著の『阪神大震災ノート~語り継ぎたい。命の尊さ』が4月15日に、学びリンク株式会社から復刊される。神戸大の学生の遺族の手記や、当時の神戸の様子が掲載されていて、教育関係者や中高生らに読み継がれてきた本だ。

1999年に初版が一橋出版から刊行。2003年に増補版が出版され、中高生の総合学習や神戸への修学旅行のサブテキストとして読まれ、6刷を重ねた。しかし2009年5月に同社は自己破産。同書も絶版となっていた。

新版は、神戸や淡路の震災関連施設についての記述や、阪神淡路大震災後の社会の動きなどの記述が約10ページ増補されている。
校了直前の3月11日には、東日本大震災が発生。
著者の住田功一さんは、「再び私たちの国を襲った震災で、多くの命が失われたことに著者、編集スタッフとも、深い悲しみと無力さを感じています」と、読者交流のホームページ(http://home.kobe-u.com/top/newsnet/sinsai/book/book.html)にコメントを掲載している。
学びリンク編集部は、最終ページの自社広告を東日本大震災の写真に差し替えたという。
『新版 阪神淡路大震災ノート~語り継ぎたい。命の尊さ』は、学びリンク社刊行。
定価は1,000円(税別)。


経営者の工夫引き出せー企業統治の論点(2011.04.05)

「日本経済新聞朝刊(4月4日)経済教室」に、加護野忠男甲南大学特別客員教授(1972年経営学部修士課程修了、神戸大学名誉教授)の標題記事が掲載される。
最近の日本企業の経営にかかわる深刻な問題として、①経営者が短期の利益数字に目を奪われるあまり、長期的な視野で企業経営するという姿が乏しくなっている。②リスクを伴う投資に慎重になりすぎるとして、
・日本の経営者から長期的視野が奪われた
・企業統治制度改革の失敗も深刻な要因に
・勝手の日本のよき慣行を再評価すべき
との観点から過剰規制は逆効果であり、リスク挑戦を促す仕組みが必要としている。
これまでの失敗から真剣に学ぶべきで、立法関係者は法規制の強化が社会にもたらす負の影響を冷静に考えることが求められ、もし法規制が社会に悪影響を及ぼしているということが分かった時には、速やかにそれを改める勇気を持つべきであるし、企業経営者は法規制によってもたらされている問題について声を上げるべきであり、積極的な発言が望まれるとしている。


東日本大震災からの経済的復興に向けてーダイヤモンドオンラインMM(2011.03.28)

「東日本大震災からの経済的復興に向けて常識を超えた常識を創造し、活用せよ」と題して神戸大学大学院経営学研究科 加藤 豊教授(前学部長 1976年経営学部卒)が特別レポートを投稿している。
東日本大震災は自らも経験した阪神・淡路大震災をはるかに上回る被害をもたらした。いまだ大災害への対応急がれているが、今から経済復興にむけてた準備・意思決定をはじめなければならない。経済復興のキーワードは「早期対応」「孤島発想からの脱却」「ネットワークの活用」であるとしている。
http://web.diamond.jp/rd/m1349085


野村HD、創業以来初の女性CFO誕生(2011.03.08)

中川順子氏(45)1988年神戸大学文学部卒(社会学専攻、奈良高校卒)が野村ホールディングスで初の女性執行役員に就任予定(4月1日付)。野村ホールディングスは3月7日執行役財務統括責任者(CFO)に中川順子氏が就任すると発表した。野村では1925年創業以来女性が執行役とCFOになるのは初めて。CFOは主計・財務の日常業務を取り仕切るポストであるとともに、野村の決算発表の記者会見やアナリスト説明会を取り仕切る重要な役職である。
中川氏は野村證券株式会社に入社後「引き受け畑」や「主計・財務畑」などを経験し、2001年には同社のニューヨーク証券取引所への上場にも携わった。2004年に夫の海外転勤でいったん退社した後、2008年の帰国を機に復帰再就職し、野村HDの子会社で医療法人の経営を支援するヘルスケア・サポート&アドバイザリーの社長に就任。2010年6月から野村HDの共同副CFOを努めていた。


ビジネス界は「体験知」至上主義(ダイヤモンド・オンラインMM)(2011.03.07)

【日本を元気にする新・経営学教室】に
ビジネス界は「体験知」至上主義、「学習知」を併用して難題を解決する道を示す
と題して 神戸大学大学院経営学研究科教授 加登 豊が寄稿

ビジネス以外の世界では、体験知と学習知を上手に組み合わせて活用
できる者が高い業績をあげている。体験知では解けない問題が増えている
いま、ビジネスの世界でも、教則本や定石・詰碁の知識に相当する学習知を
一層獲得し、それを実践の場で活かすことが必要である。
http://web.diamond.jp/rd/m1296877


社長就任者(Ⅱ)(2011.2.28)(2011.02.28)

新年度の社長に就任する同窓生(第2報)が以下のとおりのとおり発表されている。
株式会社ショーワ 北条陽一(55歳)
  1978年神戸大学法学部卒(河本ゼミ) 兵庫鳴尾高校卒
  1978年ホンダ技研工業株式会社入社
  2006年  〃 執行役員
  2008年  〃 取締役
  2011年(6月下旬就任予定)
・インフォコム株式会社 山本員裕(58歳)
  1975年神戸大学法学部卒(山田ゼミ) 福井藤島高校卒
  1975年帝人株式会社入社
  2000年  〃  経営システム改革推進室長
  2001年  〃  医薬医療事業管理部長
  2003年帝人ファーマ株式会社企画管理部長兼務
  2008年インフォコム株式会社取締役
  2010年  〃  専務取締役
  2011年(4月1日就任予定)
・フューチャーアーキテクト株式会社 金丸恭文(56歳)
  1979年神戸大学工学部卒(計測工学科)
  1979年株式会社TKC入社
  1982年ロジックシズインターナショナル株式会社(現ロジック)入社
  1985年株式会社NTTPCコミュニケーションズ取締役
  1989年フューチャーシステムコンサルティング株式会社設立 社長就任
  2006年  〃      〃      〃       会長件社長就任
  2007年ウッドランドを統合後、現社名に変更 会長就任
  2011年3月22日就任


4月1日社長就任予定者(Ⅰ)(2011.02.07)

4月1日付で社長に就任する同窓生が以下のとおり発表されている。
三菱ユニメタルズ株式会社 谷謙二(56歳)
 1978年神戸大学経営学部卒(占部ゼミ)大阪八尾高校卒
 1978年三菱商事株式会社入社
 2009年  〃     執行役員 非鉄金属本部長
日清食品チルド株式会社 吉本裕(58歳)
 1975年神戸大学理学部卒
 1975年日清食品株式会社(現日清食品ホールディング)入社
 2004年  〃     東京広報部長
 2008年日清食品チルド株式会社取締役
 2010年 〃   〃     常務取締役営業本部長
東邦テナックス株式会社 亀井範雄(62歳)
 1972年神戸大学経営学部卒(荒川ゼミ)愛媛愛光高卒
 1972年帝人株式会社入社
 2001年 〃      執行役員
 2005年 〃      帝人グループ常務執行役員 
 2009年 〃      常務執行役員
 2010年 〃      取締役専務執行役員


入江信吾氏(2001年経済学部卒)脚本映画全国ロードショー(2011.01.14)

新進脚本家 入江信吾氏(2001年経済学部卒)脚本の映画「白夜行」が1月29日全国ロードショーされることに成っています。
映画「白夜行」は200万部以上の売上をした東野圭吾原作の長編ミステリーを監督:深川栄洋、脚本:深川栄洋・入江信吾・山本あかり、主演:堀北真希・高良健吾、製作:「白夜行」制作委員会で2時間29分の映画に作成され、配給ギャガで全国ロードショー公開されます。
この作品はまた3大国際映画祭で、2月10日に開催される第61回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に各国から出品される50作品の内、日本からは唯一出品されることになっています。

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仙田貞雄さん(1978年工業化学専攻修)恩師を語る(2011.01.07)

三井金属社長の仙田貞雄氏が1月5日日本経済新聞朝刊「交友抄」欄に、神戸大学工学部4年生から大学院を終了するまでの3年間、当時助手であった出来成人氏(神戸大学名誉教授)を血のつながりより濃い付き合いをしたとして「兄貴分の恩師」と題して掲載紹介した。 
比較的年齢が近いことからほとんど大学に泊り込み状態で寝食を共にする生活を通して、直接指導教官ではなかったのに論文の執筆から日頃の研究でOJT(実地訓練)までモノの考え方を教えてもらったとしている。多忙な研究の合間に酒を酌み交わし、スキーやテニスなど遊びでも師匠でもあった。 
三井金属に就職が決まった時点で先に内定を貰っていた会社を断らなければ成らなくなった時に、電話か手紙で済まそうとした仙田氏に対して「土下座してでも謝ってこい」と社会人としての心得を教えてもらった。出来成人氏は一昨年神戸大学を退官して現在山梨大学で教えておられる。



 
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